住宅ローン控除ってどのくらい税金減るの?
2016年12月26日
2016年12月26日
こんにちは。
『フロンティア総合会計事務所』の合田です。
今年も残すところあとわずか。
私自身は、年末調整のラストスパートをしております。
中には住宅ローンの控除証明書を提出される方もいらっしゃいますが、
「内容について分からない」というご質問をよく受けますので、
今回はそのお話をしたいと思います。
そもそも住宅ローン控除とは、
「住宅ローンを利用しやすいよう、税金の負担を減らす」
といった目的のもので、
要は「ローンした額に応じて、税金が減る」のです。
【メリット】
・中古物件の住宅ローンでも可能
・リフォームローンでも可能
【デメリット】
・10年までしか控除を受けられない
・事務所や、小規模の住宅はダメ
・小規模なリフォームもダメ
では、実際どのくらい税金が減るのでしょうか。
年収 :500万
ローン額:3,000万
金利 :1.5%
期間 :35年
上記の例ですと、
○10年間で支払った利息の総額:370万
○10年間で減った税金の総額 :290万
(限度額40万>所得税+控除対象住民税≒34万>住宅ローン残×1%29万)
もちろん、払った利息が全部戻ってくるわけではありませんが、
それでも大きな金額です。
現在、住宅ローン・リフォームローンをしている方は、再度確認するのはもちろん、
これからローンを検討されている方も、「ちゃんと要件に当てはまるか」意識されたらいかがでしょうか。
住宅ローン控除だけでなく、用意されているお得な制度は
これからも積極的に活用していきたいですね。
それでは、みなさん良いお年を!