新人の合田と申します!
2015年6月15日
2015年6月15日
はじめまして!
平成27年6月から『フロンティア総合会計事務所』に入社しました
合田良明(ごうだよしあき)と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
前職は、銀行と外資系の保険会社で、会計事務所での経験はありませんが、
皆様のお役に立てるよう、少しでもお役に立つ様頑張ります。
さて、今回初めてブログを担当させて頂くことになりまして、焼きそばの作り方でも
載せようかなと思ったのですが、とても許される雰囲気ではなさそうです。
そこで、今回は税金とも少し関連させた、銀行での現場のお話をさせて頂こうと思います。
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皆さんの中では「住宅ローン」を利用されている方も多いのではないでしょうか。
おそらく家計の1、2を争う大きな負担となっていると思います。
毎日毎日奥様がため息つきながら電卓叩いてたりしたら、突然インターホンが鳴るわけですよ。
「ピンポーン」
「○○銀行です!」
話を聞くと、なにやら住宅ローンをうちに変えてくれと、そしたら金利が下がって月々の負担が減るかもだと、
取り合えず試算したいので今のローンの返済明細見せてと。
よく分からないし面倒くさいし、まあ、銀行さんの言うことなら間違いないかなと、結果的に住宅ローンを借り換えします。
すると、月々の負担は1万円も減りました!
めでたし。めでたし。
が!!事件はその後に起きます。
住宅ローンを利用していたら、12月の年末調整の時期に、住宅ローンの残高証明書を会社に提出すると
思います。
それで、税金がいくらか戻ってきたりするわけです。
これが、ウン万単位で結構バカにならんのですよ。
しかし!
実は、ローンの期間が10年を切る様な借り換えをすると、その「税金控除が受けられなくなる」のです。
実はこの方、借り換え前はローンが10数年残っていたのですが、少しでも早く返したいということで、
9年にしてしまったのです。
結果的に、まあまあバカにならなかった税金の還付がなくなってしまいました。
………
それだけではありません。
そもそも住宅ローンの借り換えにはじょんならん(とんでもない)費用がかかります。登記費用とか保証料とか
証明書代やらなんやかんやです。
それらを総合的に判断すると、このケースの方でしたら、そもそも借り換えしない方が得だった、という結果となってしまいました。
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大事なのは、『その提案本当に得ですか??』という話です。
もちろん上記の例は極端で、借り換えを否定しているわけではありません。ただし、ローンだけでなく、目先の利益に囚われて、トータルで損している、なんてことは、金融取引では『本当によくある事』です。
金融商品にはすべからずメリットとデメリットがあります。
営業さんから聞く話は、大なり小なりメリットが強調されているのではないでしょうか。
ただし、最悪お客様が損失を被っても、よほどのことがない限り、その責任はお客様に帰属します。
前置きが長くなりましたが、このような、色々な現場を見てきた私にこそ提案できることもあると思います。
私自身、まだまだ知識も浅く、即答できないような事ばかりだと思いますが、会社全体として、お客様にとって
ベストな方法を必ず提案します。
ほんの些細な事でもご相談頂ければ、これほど幸せな事はありません。
精一杯頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所 合田良明