社用車のベンツを1年目で全額経費にする方法とは?
2015年4月6日
2015年4月6日
こんにちは。
『フロンティア総合会計事務所』の大隅です。
「社用車を買って節税する」という話を聞いた事はないでしょうか?
実はこの社用車、新車か中古車かで経費にできる金額が大幅に変わってくるんです。
結論を申しますと1年目で全額経費にする方法・・・
それは「社用車を買う時は4年落ちを買う!」です
例えば、社長の社用車としてベンツを600万円で購入したとします。
この場合、経費にできる金額はこのようになります。
新車・・・約200万円しか経費になりません。
中古車(4年落ち)・・・600万円全額が経費になります。
なぜ同じベンツでこんなに違いが出てくるのでしょうか?
実はこの話、減価償却の仕組みと深く関係しています。
減価償却は「何かを購入したとき、耐用年数に応じて毎年少しずつ経費に計上していく方法」です。
税法で決められた新車の償却率は6年です。これに対し中古車(4年落ち)の償却率は何と2年!
次に減価償却率表を見ると6年(0.333)、2年(1.0)となっています。
よって社用車のベンツを経費にできる金額の計算はこうなります。
新車・・・600万円×0.333=約200万円
中古車(4年落ち)・・・600万円×1.0=600万円
同じ600万円のベンツを購入したのに経費にできる金額がこんなに違ってくるんですね。
購入金額が大きいだけに税金への影響も絶大です!
長々と説明しましたが、ポイントは「社用車を買う時は4年落ちを買う!」です。
今後社用車などで節税をご検討されている方は是非フロンティア総合会計事務所までご相談ください!
この他にも沢山の節税方法をご提案させて頂きます!
香川県高松市の税理士・会計事務所
フロンティア総合会計事務所 大隅 直人